フリテンになると、他家(他の人)の捨て牌でロンできません。
どのような場合にフリテンになるのか説明します。
●自分のあがり牌を捨てている場合
自分でアガリ牌を捨てている場合、他家からロンすることはできません。
ただしその場合でも、ツモでのアガリは問題なくできます。
上図は2マン、5マンのリャンメン待ちですが、A君はすでにアガリ牌である2万を捨てているので、他家から2マンはもちろん、5マンが捨てられてもロンあがりすることはできません。
ただし、自分で2マンか5マンをツモった場合は、問題なくあがることができます。
●リーチ後に他家の捨牌をロンせずに見逃した場合
リーチをかけた後にアガリ牌を見逃すと、それ以後は他家の捨て牌でロンできません。
ただしその場合でも、ツモでのアガリは問題なくできます。
A君が1ピン、4ピンのリャンメン待ちでリーチをかけた後に、B君がアガリ牌である1ピンを捨てました。
これを見逃してあがらなかった場合、それ以後は局が終わるまで他の人から1ピンや4ピンが出てもロンすることはできません。
ただし、自分で1ピンか4ピンをツモった場合は、問題なくあがることができます。
●他家の捨牌をロンせずに見逃した場合の同巡内
自分のあがり牌を他家が捨ててもあがらなかった場合、その同巡内ではロンあがりできません。
A君が6マン、9マンのリャンメン待ちでテンパイしていて、B君がアガリ牌である9マンを捨てました。
9マンではタンヤオがつかないので見逃しました。
その同巡内に今度はD君が6マンを捨てました。
アガリ牌を見逃した場合、同巡内はフリテンになる決まりなので、D君の6マンでロンあがりはできません。
ただしA君のツモを経過すると、同巡内ではなくなるのでフリテンは解消され、あがれるようになります。
お疲れ様です。
これで全ての章が終了しました。
それでは良い麻雀ライフをお過ごし下さい!
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